双方に価値ある最高のかたち 海外インターンを希望する学生たちへ
こんにちは、カンボジアの人材会社CDLの鳴海です。ちょうど半年前にCDLにインターンとして入った、学生インターンが終了しました。双方に価値のある最高の形で今回もインターンを終えたと思います。
やはり、人材育成コストや信用毀損リスクから、インターンを受け入れに消極的な企業は多いかと思います。CDLもインターンの受け入れに最初は消極的でした。その当時は社会貢献の一環という気持ちが大きかったです。実際に過去には機会損失や信用毀損などによる金銭的損害も多少は目をつむる場面もありました。
しかし、その反面、インターンを受け入れてみると、社内の風通しが良くなったり、カンボジア人スタッフ達に良い刺激になるなど、会社にとって悪いことばかりではないことを知りました。
また、私自身も、インターンで就労経験する学生たちと触れることで、断片的であるものの、今の日本の学生が何を考えているのかを知る機会になるなど、受け入れてみるとプラスが多いなと感じるようになりました。
今では、インターンを受入れることで、もっと海外にチャレンジする学生たちを応援したいという気持ちが強くなっています。
目 次
目的を誤れば海外インターンは時間の無駄
ところで、学生の皆さんは海外インターンシップをどのように考えていらっしゃるでしょうか。
私たちの母体が人材会社ということもあり、皆さんを一人の人材として捉えた場合、海外インターンシップのあり方や向き合い方について色々と思うことがあります。
海外インターンシップが就職活動に有利だとか、海外で将来働きたいとか、人によっていろいろな動機があると思いますが、いずれにせよ、皆さんの海外インターンシップ活動が、将来、民間企業のどこかで働く事を念頭に置いた行動の一環であるならば、まずは企業にとって必要な人材とは、どういう人材なのかを考えてみる必要があります。
結局のところ、民間企業というものは営利を追求する団体ですから、儲けることが目的ですので、企業が一番必要とする人材とは、会社を儲からせてくれる人材だということになります。したがって、労働市場におけるあなたという人材の価値を高めることが、海外インターンシップの大きな目的となっていなければ時間の無駄なのです。
市場価値の高い人材は、望む会社に就職し、会社を儲けさせ、見返りとして高給を得るわけですが、そうした点で海外インターンシップを考えた時、海外で何をなすべきかが少し見えてくるのではないでしょうか。
海外インターンで学生が成すべきだと思うこと
私は、そのなすべきことには、大きく2つあると考えています。
その国について知ること
1つ目は、その国について知ることです。その国のことを、どれだけ広く深く知るかに海外インターンシップの価値があると思っています。インターネット技術の発達やLLCの登場により海外が身近になった昨今、海外インターンシップをしたという事実だけでは、民間企業にとって何の価値もありません。
海外旅行や海外出張では知り得ない、その国の経済、政治、社会、市場、国民の特長などに精通してこそ、海外インターンシップをした意味があり、あなたという人材の市場価値も上がるのだと思います。
それくらいでないと、企業にとって、あなたの海外インターンシップの経験の一体どこに価値があると感じるのでしょうか。
その国で価値を生み出すこと
2つ目は、その国で価値を生み出すということです。海外インターンシップ先はあなたを受け入れることによって、少なからず育成コストや信用毀損リスクを強いられています。すなわち、いくら就業体験が目的ではあろうとも、その見返りとして、あなたはインターンシップ先へ相応の価値を生み出すべきだと思います。
あなたにとって海外インターンシップ先は、一時的に身を置くアルバイト先と同じように捉えているかもしれせん。しかし、将来あなたが正社員として就職するであろうどこかの企業と同じように、インターン先もまた営利を追求する民間企業です。
インターンシップ先で納得の行く価値を生み出せなければ、将来の就職活動で内定が貰えないと考えるくらい本気で臨まなければなりません。
採用側の立場になって想像すれば気がつくことかと思いますが、うだつの上がらない社員をヘッドハントする会社が無いように、海外インターンシップ先で成果を上げられない人材を採用したい会社などあるわけがありません。海外インターンシップの活動が、将来、民間企業のどこかで働く事を念頭に置いた行動の一環であるならば、インターンシップ先で価値を生み出すことが至上命題なのです。
自己成長を最大化できるかどうかは本人次第
同じ学校で、同じ内容の授業を同じ時間だけ受けているはずなのに、学生によって成績に差が出るのと同じように、社会人になっても、同じ会社で、同じ内容の仕事を同じ時間だけ働いているはずなのに、同期入社した社員の成績や地位は数年後に差が出ます。そのことからみても、自己成長の個人差は環境のせいばかりにしてはいられないことがわかります。
このような差は、どこで生じるのかといえば、主に就業時間以外の時間に差が付くのだろうと思います。一人の人間の時間は全員共通であるのに、人間の成果に差が付くのは、就業時間が長いかどうかではなく、時間そのものをどう活用しているかということにほかなりません。
プライベートにまで仕事を持ち込めという意味ではなく、どれだけコミットしているか、という違いが、ふとした行動に差が付くということだと思います。
したがって、インターンの受け入れ先は海外インターンシップを通じて、あなたにスキルや経験を提供することはできても、インターン生の自己成長を最大化できるかどうかは、結局のところ本人次第なのです。
私たちが募集しているインターンの内容
私たちCDLでインターンを募集している内容は、CDLのメディア部門(CDLマーケティングパートナーズ)が運営している「カンボジアビジネスパートナーズ」というメディアの制作業務です。このメディアはカンボジアに進出を検討している企業にとって有益となる政財界の情報を発信しているメディアです。
私たちCDLは、「その国について知ること」について、圧倒的なバリューを提供しています。各業界の要人に直接インタビューをしたり、記事を書いたり、地元メディアのニュースを要約したりと、嫌でもカンボジアの政財界に精通していきます。
例えば、あるインターンの方には、カンボジアの某大臣にインタビューしてもらい、記事を作成していただきました。私たちにとって、このような大業をインターンに任せることは勇気が必要なことですが、当のインターン本人も大変なプレッシャーだと思います。
ですので、カンボジアをより良くしたいと本気で思っている人、圧倒的な価値を世の中に提供できる人になりたい人、競争力のある人材になりたい人、どんな環境でもポジティブに行動し続けれる人にはお薦めだと思います。
身に付く力、得られる経験
何事もまずは受け入れてみようという素直さや、とりあえずやってみようという心意気、何事も楽しもうとする姿勢、現状に満足せず、常によりよいものを創りあげようとするクリエイティブなマインド、カンボジアの文化を積極的に学ぼうとする姿勢などがあれば、次のような力が身につき、経験を得られると思います。
やればできると思える自信
成長著しいインドマーケットでの貴重なビジネス経験
異なる環境で出会う仲間達との交流
厳しい環境の中でビジネスを推進している日系企業への支援を通じての価値創造
どんな環境でも自分の力を発揮できるスキル
様々な価値観を持つ人々との交流を通じた多様性を受け入れるマインド
ゼロからイチを生み出す企画立案力
ビジネスマナー(電話対応、受付対応、会議・商談、など)
なお、私たちCDLでは、インターン期間が長い学生の方には僅かではありますが、生活費相当の報酬もお支払いするほか、住居も提供しています。CDLでのインターンにチャレンジしたい方は、是非お問い合わせをしてください。心よりお待ちしております。
インターンの相談やお申込みは、各インターン斡旋会社か、こちらのお問い合わせフォームからお願いします。
インターン経験者の感想
2018年6月~1月 京都外国語大学 品川友希さん
https://cdl-consultant.com/archives/10376
2018年9月~12月 上智大学 大霜 諒之輔さん
https://cdl-consultant.com/archives/10429
2017年3月~2018年1月 立命館アジア太平洋大学 鶴岡理恵さん
https://cdl-consultant.com/archives/8589
2017年3月~2018年2月 津田塾大学 福島愛美さん
https://cdl-consultant.com/archives/8524
2017年10月~12月 大阪府立大学 中村将さん
https://cdl-consultant.com/archives/8276
2017年2月(5日間) 上智大学 平山杏樹さん
https://cdl-consultant.com/archives/1937
2017年2月(5日間) 順天堂大学 城谷茜さん
https://cdl-consultant.com/archives/2018
2016年2月1日~3月1日 名古屋大学 篠原あきさん
https://cdl-consultant.com/archives/662
CDL代表
北海道札幌市生まれ。22年間、厚生労働省などで勤務。2012年、カンボジア人青年との偶然の出会いから、能力・スキルに見合った仕事につけない人がいることを知り、カンボジア人に職業を紹介するビジネスを決意。
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