自然と身についた、仕事をしていく上で必要なこと

いつもお世話になっている、海外インターシップ紹介会社の(タイガーモブ様)を経由して、2018年9月より4ヶ月間、CDLでインターン生として就業体験してもらった上智大学の大霜 諒之輔さん。長期インターンとして「カンボジアビジネスパートナーズ」のメディア運営に携わっていただきました。全体を通してみると、前半3ヶ月は立ち上がりに時間がかかり本人も苦労したようでしたが、後半3ヶ月は遅れを取り戻すに余りある成果を挙げてくれました。そんな品川さんにインターンの感想文を書いてもらいましたので、どうぞ!(ENJOY!CDL編集部)
当たり前にも思えることをやることの難しさを痛感
CDLでは、カンボジアビジネスパートナーズの雑誌、Webサイトの運営に携りました。記事作成、広告営業、インタビュー、撮影から広告デザイン、印刷屋とのやりとりまであらゆることを経験しました。初めは、こんなことまでやるのか、と戸惑うこともありましたが、新たな経験の連続で日々刺激を感じることができました。1日があっという間に過ぎた日々も良い思い出です。
様々な業務の中でも、大きくやりがいを感じたのは、以下の2つです。
1つ目は、新規の広告営業です。以前、別の国で、広告営業の受注を経験していたこともあって、ある程度の自信を持って臨みました。しかし、候補先の方を怒らせてしまったこと、営業先でボロボロに突っ込まれて、出直しになったことなど失敗の連続でした。
結果的には、出直しをした会社で新規の広告を契約することができました。しっかりとした数字などのファクト、そして相手方へのメリットを整理して伝えるという当たり前にも思えることをやることの難しさを痛感しました。
自分の中で集大成のような位置付けで、インタビューに望んだ
2つ目は、ビジネスパートナーズ に欠かせないカンボジアで活躍する方々へのインタビューです。インタビューは、日々のニュース発信で蓄えた知識をカンボジアで活躍するビジネスマンへアウトプットする絶好の機会であり、英語でのやり取りです。そのため、インタビューは自分の中で、集大成のような位置付けで、向かっていました。
しかし、インタビューをするにはアポイントメントを取らなければなりません。発刊日という期限が迫っている中、各界の大物に自分自身でアポイントメントを9件取れたことは自信になりました。
広告営業、そしてインタビューのアポイントが取れた瞬間は大きな達成感がありました。しかし、振り返ってみると、こうすればもっと取れたのでは、と思うことが多々あります。今後に向けて活かしていきたいです。
自然と身についた、仕事をしていく上で必要なこと
そんな今回のインターンで得たことは、大きく3つあると考えています。
1つ目は、不測の事態への対応力です。最悪の状況を受け入れること、場合によっては楽しむことの重要性をカンボジアのインターンを通して実感しました。
都合が悪くなると連絡が途絶える印刷屋、アポのすっぽかしに全く悪びれる様子もない人など、イライラしてしまうことは多々ありました。ただ、そんな状況は多々あることもあり、感情的にならず、冷静に次のアクションを取ることができるようになりました。何事にも最悪のケースを想定してプランB、Cを考えていく癖がついたと思います。
2つ目は、主体的に学ぶということです。毎日、カンボジアの経済関係のニュースを要約して、発信するというルーティーンがありました。毎日、小さな積み重ねでしたが、自分にとって本当に大きなものになりました。
カンボジアの経済を深く知ろうとすると、自然と近隣諸国、例えば、ASEAN、中国などとの関係、事情も学ぶ必要が出てきます。例えば、米中貿易戦争がカンボジアに好影響を与えるという記事を読んだ時、自然と米中貿易戦争について学ぼうという気持ちが芽生えます。興味のまま、カンボジアのことだけを学んでいるつもりがいつの間にか世界へ広がっていることで、さらなる好奇心を抱きました。
休日には、カフェでPCを開きながら、1週間で気になったニュースや企業などを深掘りすることが習慣となっていました。不思議なことに、全く勉強している感覚がなかったです。このような感覚は初めてのことでした。
カンボジアのビジネス界のことを、カンボジア人より詳しくなった
「カンボジアのこと僕たちよりも詳しいですね」
プノンペン王立大学の学生とご飯を食べながらカンボジアの現状、今後について話していた時に言われた言葉です。もちろん冗談交じりだと思いますが、素直に嬉しかったです。
最後に3つ目は、自己理解が深まったことです。営業、インタビューからデザインや契約書の作成などの細いタスクまであらゆることを経験したおかげで自分の苦手なことがかなり浮き彫りになっていきました。どのような時に自分の弱さが出るか、苦手なことにどのように対応するか、など新たな発見がありました。
インターン仲間である品川君の仕事ぶりには刺激を受けたり、比較して客観的に自分を見るきっかけとなりました。また、業界、国籍問わず様々な人にインタビューすることによって、彼らの考えを受け止め、自分の考えと擦り合わせることができたことも良い点でした。
CDLでのインターンを選んで正解だった
現地でインターンする人達と交流していましたが、海外インターンと言っても具体的には述べられませんが、本当に様々なタイプがあると思います。私は、CDLでのインターンを選んで正解だったと自信を持って言えます。普段会うことのできない人との貴重なインタビューの機会、優秀なカンボジア人と働くこと。(仕事が的確でスピーディーで、何度も急かされたのも良い思い出です)貴重な経験がたくさんできます。
辛いことも多々あると思いますが、CDLのインターンシップ挑戦してみてください。
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