【カンボジアライフ】カンボジアの塩辛?プラホックって知ってる?
突然ですが、日本食にとって欠かせない調味料といえばなんでしょうか?味噌や醤油でしょうか。ここカンボジアのクメール料理にとって欠かせない調味料といえば発酵させた魚でできたペースト「プラホック」かもしれません。
魚を発酵させたペースト、プラホック
魚の腐ったようなにおい、プラホックの独特な匂いをそのように形容する人もいます。確かに、プラホックはその刺激臭が何よりも特徴的。なぜかというと、プラホックは生の魚を発酵させてできているからです。魚の内臓、頭や小骨を取り除き、塩漬けにして3か月ほど発酵。1年ほど発酵させてあるものも多くあるようで、高級なものになると、3年から5年も発酵させることもあるようです。プラホックの材料となる魚はカンボジアの台所・トンレサップ湖、またはメコン川でとれた淡水魚が使われます。そのため、トンレサップ湖近くのシェムリアップ州にはプラホックの名産地として有名な村もあるようです。
画像(https://www.travelfish.org/sight_profile/cambodia/western_cambodia/siem_reap/siem_reap/792)より
好きか嫌いか。好みがハッキリわかれる
カンボジアのプラホックは一度食べてみたら好き嫌いがハッキリと分かれるでしょう。この独特の刺激臭、そしてグレーのような、黄土色のような、その見た目から敬遠してしまう方も多いのかもしれません。けれど逆に、やみつきになってしまう人も多いんです。プラホックは日本の塩辛のよう、と形容されることも多くありますが、確かにお酒のつまみからご飯のおかずにまでピッタリです。
プラホック自体を食べるのは苦手でも、クメール料理にはプラホックが、出汁のように料理の基盤として使われているので、スープや炒め物などのお料理から挑戦するのもよいかもしれませんね。
ちなみに、発酵の過程で出た液体は魚醤、クメール語で「トウック・トレイ」(魚の水)として、こちらもクメール料理に広く使われる調味料となっています。タイでいうとナンプラーとして知られているものですね。
おすすめの食べ方は?
プラホックのおすすめの食べ方は、フレッシュな野菜にたっぷりつけること。こちらは筆者がカンボジアの田舎の方に行った際、とっておきのおもてなし料理として用意していただいたものです。じゃがいもの葉、バナナの茎、パパイヤの花などなど。これらの新鮮な野菜にプラホックを付けて食べてみてください。もしかしたらあなたも病みつきになってしまうかもしれませんよ。あとはもう、ビールがあればもう他にはなにもいりません!それではぜひ一度ご賞味あれ~
ちなみにこちらがバナナの茎部分です。これを細かく切るとシャキシャキとした食感が美味しいんですよ!
それでは、またー!
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