アンコール遺跡修復! 遺跡大好き 吉川さんと意外な共通点
CDLの鳴海です。先日、遺跡が大好きな吉川さんらとランチをしました。吉川さんはアンコールワットの遺跡修復関連の広報を担当されており、この日の夜は御自身の講演のため、シェムリアップからいらっしゃいました。
吉川さんの講演で、印象に残っている言葉があります。
「金銭を追求するがあまり観光客に偏重しすぎた観光サービスは、かえって遺跡の価値を下げてしまいかねない。むしろ、遺跡の後ろにある地域住民の生活のサポートも含めて修復に取り組むことが大事。遺跡は過去のモノではなく、地域住民らと共に今も生きている。」
吉川さんがランチの会話の中で、「鳴海さんの会社の取組みを他の方から聞かせてもらいましたが、私と共通している点があるんです」とおっしゃっていたのは、このことだと気が付きました。私はかねてから、手数料を企業側から頂戴するがあまり、求人側に偏重しすぎたサービスをしていると、かえって企業のためにならないと考えているからです。
CDLにとって企業・カンボジア人の双方がお客様であることに違いはないのですが、求職者側に偏重し過ぎているとお叱りを受けるくらいカンボジア人求職者の目線でサービスをしています。これは意識してというより、ハローワークに勤務していた頃から身体に浸み付いていることなので、今さら考え方を変えられないというのが本音です。実はそれがCDLの強みであると自覚したのは恥ずかしながら割りと最近のことで、お客様の反応から気が付かせて頂いております。
遺跡にかける想い。人材にかける想い。
吉川さんと私は全く違う業種でも、ひょんなところで意外な共通点があることを教えてくれました。遺跡を支えつつ、遺跡と共存する地域住民の方々の目線で生活を支援していくことが、遺跡の付加価値を高めることとなり、巡り巡って多くの観光客の方を喜ばせることに繋がると思います。
CDL代表
北海道札幌市生まれ。22年間、厚生労働省などで勤務。2012年、カンボジア人青年との偶然の出会いから、能力・スキルに見合った仕事につけない人がいることを知り、カンボジア人に職業を紹介するビジネスを決意。
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