急速な経済成長を遂げている国 カンボジアでのインターン経験談
2017年10月より約2ヶ月半、CDLでインターン生として就業体験してもらった大阪府立大学の中村将さん。短い期間でしたが多くの人に出会い、多くのことを学んだようです。その体験を書いてもらいました!(ENJOY!CDL編集部)
CDLでインターンをしたきっかけ
私は大学を一年間休学していて、カンボジアに来る前はアイルランドの語学学校で英語を勉強していました。5ヶ月間で語学学校を卒業し、帰国して就職活動をする前に英語を使った社会経験がしたいと思い、カンボジアで2週間のインターンシッププログラムに参加しました。 そのプログラムではカンボジアの学生と交流する機会があり、第二言語として英語を話す者同士のコミュニケーションに改めて難しさを感じ、プログラムの参加だけでなく実務ベースでの仕事も経験したいと思い、参加したインターンシッププログラムの社長にCDLの鳴海社長を直接紹介していただきました。
学んだ事
カンボジアのビジネス雑誌の出版に携わるCDLでの業務を通して、私にとって大きく2つの学びがありました。
1つ目は、意見を発信したり行動に移る前に自分自身で噛み砕いて考えることの重要性です。私は雑誌出版業務の途中から参加したので、最初は記事の翻訳や執筆に関してもしっかりとキャッチアップする前に取り組んでしまい、正しい形で記事を書くことができませんでした。そこで鳴海社長やマネージャーの社員さんがすぐ横に座っている職場環境を生かして、自分が聞きたいことや要点を整理してからアドバイスをもらい、業務に移るように意識を変えていきました。
また、幅広い業界の企業に広告の提案をする業務では、会社に訪問する前に事業内容やビジネスモデルについて調べた上でどのようなサービスや製品を扱っているのかを理解する必要があり、社会経験がゼロであった私にとっては学びの連続でした。帰国後、日本の電車でつり革広告を見たときに、ふとそのサービスのビジネスモデルを考えていたりと、自分の思考力の成長を実感できるようになりました。
2つ目は、一次情報として後発開発途上国のリアルを知れたことです。プノンペン市内に次々と出現する建設中の高層ビルを目の当たりにしたり、日本より遥かに普及しているスマホ決済サービスをパン屋さんで利用したり、経済発展のスピード感を肌で感じることができました。観光で訪れるだけでは、カンボジアに来る前に抱いていたイメージと現実のギャップがここまで大きなものにはならなかったと思います。
また業務を通じて、カンボジアにある企業の代表者にインタビューをしたり、具体的な数値をベースに業界についての記事を執筆する経験をさせていただき、同じ分野の日本の状況にも興味が持てるようになりました。
大変だった点
最初は英語での就業体験を目的にインターンシップに参加しましたが、結果的に前述したような英語力以外の学びが多かったように思います。
一方で、カンボジア人スタッフとの英語でのコミュニケーションも簡単ではなく、お互いに完璧ではない言語能力の中でミスコミュニケーションが発生し、社員の方に迷惑をかけてしまったこともありました。電話での会話になるとより難易度が上がり、意思の疎通ができなくても焦らずに要点をできるだけ簡単に伝えることが大変でした。
生活面では、環境の変化や現地の食べ物が原因で、体調を崩したこともありましたが、日本食を始めとした世界中の食文化が流入してきているという点は魅力的です。
カンボジアでインターンをするメリット
カンボジアの首都プノンペンでインターンシップをする最大のメリットは、人と人の距離が近いことだと思います。
人口150万人ほどの小さい都市だということもあり、特に他の会社でインターンシップをしている学生間でのコミュニティは、自分にとって情報共有の場だけでなく、一緒に励ましあって頑張れるような暖かい場所でした。これは日本でインターンシップをしても経験できないことだと思いますし、志をもって働いている魅力的な方との出会いもたくさんありました。
CDLでも鳴海社長にお昼ご飯に連れて行っていただいたり、社員の方とサッカー観戦、現地スタッフとカラオケに行ったりと、2ヶ月半しかいない私にもとても暖かく接してもらって、本当に感謝しています!
これからインターンシップを探される方は、自分がどのような経験をしたいかを具体的にすることをおすすめします。様々な選択肢の中から納得をもって選んだ環境ならば、その選択を正解にできるように自身でチャレンジできるはずです。選択肢の中の1つに平均年齢24歳で若者のエネルギー溢れる国、カンボジアも是非入れてみてください!
大阪府立大学 中村将
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